【小動物図鑑】とっても臆病でツンデレ!?~飼い主が語るハリネズミの生態~

2023.02.02

  • 小動物
  • ハリネズミ

【小動物図鑑】とっても臆病でツンデレ!?~飼い主が語るハリネズミの生態~

ハリネズミってどんな動物?

近年飼育する人が増えているハリネズミ。
小柄で、目はまん丸で、外側は針がトゲトゲなのに内側は毛でフサフサ。その愛らしさが人気を呼んでいます。
今回はそんな愛らしい魅力あふれるハリネズミについてお話したいと思います。

ハリネズミってどんな動物?

ハリネズミはネズミではありません!

ハリネズミは、英語で「hedgehog」日本語に訳すと「生垣の豚」です。
家の生垣の下に寝床を作ったり、生垣沿いを歩き回っている、豚に似た顔つきという意味で名付けられています。

ハリネズミは、ネズミの仲間だと誤解されることが多いですが、モグラと同じ食虫類の仲間になります。
姿もネズミにどことなく似ており、ハリネズミを「針鼠」と勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが、ハリネズミはネズミとは全く別の生き物です。

ハリネズミはネズミではありません!

ハリネズミの種類~日本でペットとして飼育されているヨツユビハリネズミ~

ハリネズミの仲間はハリネズミ目に分類されています。
種類としては、ハリネズミ属、アフリカハリネズミ属、オオミミハリネズミ属、インドハリネズミ属などがあり、一般的にペットとして日本で販売されているのは、アフリカハリネズミ属のヨツユビハリネズミです。
ヨツユビハリネズミは、ピグミーヘッジホッグとも呼ばれており、ヨツユビハリネズミとアルジェリアハリネズミの交雑種とも言われています。

 ヨツユビハリネズミ
体長:18~22cm
体重:300~500g
生息地: ハリネズミはアフリカ、ヨーロッパ、ユーラシア大陸に生息しており、日本には生息していません。低木の茂みやサバンナの草原、郊外の公園や庭を好んで生息しています。
カラー:「ソルト&ペッパー」「ブラウン」「アルビノ」「グレー系」「チョコレート」など

単独で生活するハリネズミ

ハリネズミの性別は、生殖器の位置で見分けます。オスは、肛門から離れた、お腹の辺りに生殖器があるのに対して、メスは肛門のすぐ隣に生殖器があります。
ハリネズミは単独で生活する動物なので、繁殖時と子育てをするときだけ、ほかのハリネズミと一緒に行動します。

ハリネズミは夜行性

ハリネズミは夜行性なので、活動時間は夜の9時~0時、午前3時頃がピークです。
生活空間は地面の上で、モグラのように地中に潜ることはありません。縄張りはないのですが、ほかのハリネズミと行動範囲が重なることはありません。

ハリネズミは神経質で臆病

ハリネズミは神経質で臆病な生き物なので、小さな物音や気配を感じるだけで警戒します。
嗅覚や聴覚が鋭いため、知らない臭いを感じ取ったときはすぐ隠れてしまいます。警戒しているときは体を丸めて、針を立たせて「フシュー」と唸ります。

ハリネズミの日頃のお世話とケア~ハリネズミを飼ううえでの注意事項~

ハリネズミの日頃のお世話とケア~ハリネズミを飼ううえでの注意事項~

ハリネズミはきれい好き

ハリネズミのお世話で、毎日の掃除とえさやりと水の交換は欠かせません。
ハリネズミは綺麗好きなので部屋をきれいに保つ必要があります。
さらに、ハリネズミは皮膚病になりやすいので汚れには気をつけましょう。
トイレは決まった場所にするので、掃除は簡単です。
大抵のハリネズミは慣れてくると回し車でトイレをすることが多いので、回し車にペットシートを付けたり、下に敷いておくと手軽です。

ハリネズミのごはんは専用フード

ハリネズミには、ハリネズミ専用のフードがあります。
ハリネズミは、1度食べたものをずっと食べる習性があり、食わず嫌いなところがあるのでペットショップで食べていたフードのブランドをそのままあげることをおすすめします。
他には、ミールワームやコオロギ、ささみやりんご、バナナなどの動物性タンパク質や、食物繊維の豊富なものを食べさせましょう。

ハリネズミの爪切りとお風呂

ハリネズミは爪が伸びる動物になるので、こまめに切ってあげましょう。伸びたままにしておくと爪が長くなりすぎて病気になってしまったり怪我をしてしまう可能性もあるので爪切りはとても大切です。
ハリネズミはお風呂に入れると体が丸くなりにくくなるので、ぬるま湯に浸けて切ってあげるとやりやすいです。
お風呂は基本、入らなくても平気なのですが、足が汚れていたり、ふけがついていたら洗面所にぬるま湯を溜めて洗い流してあげましょう。
シャンプーなどは使わずにぬるま湯だけで洗います。

ハリネズミは臆病で人になつきにくい!

ハリネズミは臆病で人になつきにくい!

ハリネズミは非常に臆病な性格で単独行動が好きです。構われることは苦手で、人になつくことはほとんどありません。

稀に人に慣れることはありますが、それは子供の時からブリーダーに育てられたハリネズミがほとんどで、ペットショップで購入したハリネズミは人に慣れにくいので、慣れてもらうためには根気が必要です。
しかし、無理に抱えたりすることで余計に怯えてしまうこともあり、ストレスが溜まり病気の原因になる場合もあるので注意しましょう。

ハリネズミと暮らしてみたら~本に載っていないハリネズミの生態~

わが家のハリネズミ「つくね」

わが家のハリネズミ「つくね」

わが家で飼っているのは、ヨツユビハリネズミのオス「つくね」です。
ペットショップで、タイ産のハリネズミを購入したのがつくねとの出会いです。
つくねは人には慣れていない子でした。家に来たばかりの頃は、怯えてしまい端に隠れて丸まっていたのですが、1年をかけて慣れてくれるようになり、今では安心している時に針を触らせてくれるまでになりました。

来たばかりの頃は慣れなくて怒ることも多かったのですが、最近では警戒する程度になり、安心して寝袋の中で寝ていることもあります。

頭突きしながらジャンピング!~ツンデレなハリネズミ~

怒る時はモードが数段階あり、針を立てるだけの警戒モードから、頭突きをしながらジャンピングする最大級の怒りモードまであります。

ツンデレなところがあり、寂しそうな顔をするときはたくさん撫でさせてくれますが、普段は怒っています。

泡を出して体に擦り付ける!~ハリネズミの不思議な行動~

泡を出して体に擦り付ける!~ハリネズミの不思議な行動~

ハリネズミの習性の一つに泡を出す行為があります。
例えば、マリーゴールドの種やさつまいもを口に含んだ時のことなのですが、クチュクチュとガムのように口の中に含んで噛みます。
噛んでいくうちに泡が出てきて、口が泡でいっぱいになると首を捻って体に泡を擦り付けるのです。
舌を器用に使って、体に擦り付けるのですが、そのあとはそのままの状態。マリーゴールドやさつまいもで体が黄色くなります。
ハリネズミは、特殊な匂いと感じ取った場合に、体に擦り付けることで防衛していることがあると一説では言われていますがまだ、詳しくは解明されていないようです。

お役立ち情報、コラム一覧へ戻る

※本記事はハリネズミの飼い主さまの体験談を基に当社経営企画部にて編集構成しております。