【鳥種図鑑】飼育すると溺愛してしまう!?~飼い主が語るセキセイインコの生態~

2022.6.15

  • セキセイインコ

【鳥種図鑑】飼育すると溺愛してしまう!?~飼い主が語るセキセイインコの生態~

ペットといえば犬や猫が主流ですが、実はセキセイインコも感情が豊かで人気があります。
一度セキセイインコと暮らしてしまえば、その魅力に取り憑かれてしまう人も多いです。
しかし、セキセイインコと触れ合う機会は少なく、ペットとしてのセキセイインコとは、鳥とはどういう生き物なのか。何故セキセイインコを飼育すると、セキセイインコを溺愛してしまうのか理解出来ない方が多いと思います。
そこで今回は、多くの人を魅了するセキセイインコとは一体どういう生き物なのかをご紹介します。

【セキセイインコの概要と歴史】

セキセイインコの概要と歴史

セキセイインコとは?

セキセイインコは、カラフルな見た目が特徴的で、白と水色、黄色と黄緑などカラーリングの美しさが魅力的な小型の鳥です。
また、セキセイインコは鳥の中でも特におしゃべりが上手です。おしゃべりが上手な点もペットとして愛されている理由の大きな1つです。
セキセイインコの主な種類は、頭と背中に黒いしま模様があるノーマル(並セキセイインコ)、このしま模様が無くなったオパーリン、水色の羽に混じって黄色い羽が生えているレインボー、頭部から胸部までは同色で腹部に違う色が入ったハルクイン、全身が黄色いルチノー、全身が白いアルビノです。
寿命は7~8年と、小さな身体で長く生きてくれます。体調管理に気をつけて育てれば10年以上生きる子もいます。

歴史

セキセイインコは元々オーストラリアで生まれ、明治時代に日本へ輸入され、明治・大正から飼育層が広がっていったとされています。
しかし、当時は高価であったため、庶民の間でペットとして主流になったのは昭和時代、1950年代以降です。この頃から、国内で盛んに繁殖が行われるようになり、各家庭に流通していきました。

特徴と性格

一般的なセキセイインコ

セキセイインコは非常に人懐っこく、雛のうちから人の手に慣らしておけば手乗りになる子も珍しくありません。
なかには顔をなでさせてくれる子や、人の手の中で眠る子までいます。
また、お話が好きで、飼い主が話しかけると顔を口元まで寄せてきて必死に聞いている姿はとても可愛いです。
おしゃべりはメスよりもオスの方が得意で、甘えん坊な性格もオスに多いです。メスは比較的大人しく、鳴き声も小さいです。
セキセイインコは匂いも特徴的で、鳥好きの間でインコ臭と称されるそれは、お日さまの匂いであったり、クッキーやメープルなど個体によって様々です。
ちなみに、水に濡れると牛乳を拭いた後の雑巾のような臭いがします。

うちのぷくまる君

うちにお迎えしたぷくまる君は、お迎えした直後はケージから出てこず、下の餌場にも降りてこないほど怖がりでした。
1か月以上ずっとケージから話しかけ続け、なんとか慣れてもらい、今や構ってもらえないとすねたり怒ったりするワガママボーイに成長しました。
しかし、今でも怖がりは健在で、新しいおもちゃを見ると驚いて逃げ出してしまいます。

うちのぷくまる君

日頃の世話とケア

セキセイインコのお世話は、ケージの中に糞を溜めずに掃除し常に清潔にして、水と餌を毎日取り替えてあげることが基本です。
ケージは、下部分が引き出しになっているものが、糞の掃除がしやすいのでおすすめです。
また、セキセイインコの健康管理のために、毎日糞の状態をチェックすることが大切です。セキセイインコは病気を隠す生き物なので、飼い主が異常に気づいてあげなければいけません。
糞はセキセイインコの健康をはかるバロメーターです。糞は通常、茶色や深緑の便と白い尿が一緒になっていますが、少しでも異変を感じたら動物病院へ連れて行きましょう。

飼育する上での注意事項

セキセイインコは暑さには強いですが、寒さにはとても弱いです。インコが生まれてから初めて過ごす冬は特に気を付ける必要があります。

うちのぷくまる君は初めての冬に耐えられず、絶食便(餌を食べていない場合に見られる鮮やかな緑色の便)が出るほど体調を崩してしまい、我が家ではケージに保温シートを被せて、それを段ボールで囲い、常時ヒーターを付けて、暖房も1日中つけていました。

さらに冬場は乾燥するので、湿度にも気を付けなければなりません。湿度が低すぎると、セキセイインコは餌の匂いがわからなくなり、食欲が落ちてしまいます。1年目の冬は、温度は26~30℃、湿度は60%くらいを保つようにしましょう。
温度管理はとても難しいので、自動で温度調節をしてくれるサーモスタットの購入をおすすめします。

また、ペット用として生まれたセキセイインコは野生では生きていけません。
人間のしっかりとした管理の下、健やかに生きていけるのです。インコを室内に放鳥している時は窓を閉めて、失踪してしまうことのないように注意しましょう。

【飼育する上での注意事項】

暮らしてみてわかるあるあるネタ

セキセイインコが初めて覚える言葉は、「自分の名前」が多いと思います。
例に漏れず、うちのぷくまる君もそうでした。「ぷくちゃん」に始まり、その後さまざまな言葉を覚えていくぷくまる君。それを見て、また飼い主は「可愛いねえ~」と鼻の下を伸ばすのです。

ある日、ぷくまる君は「プクチャン カワイイネェ~」「ン~?」「チュッチュ」「アパパパパ」など、だらしない口調で話し始めました。これを聞いた瞬間、ハッとしました。ぷくまる君は、飼い主の真似をしていたのです。自分は普段ぷくまる君にこんな調子で接しているのかと気が付きました。おはようやこんにちはなどの挨拶以外はもうほとんど奇声です。
セキセイインコは賢く、すぐに何でも吸収してしまうので、意図していない言葉も口調まで真似てそっくりそのまま覚えしまいます。ぷくまる君の可愛さに呻いている様子までも真似されてしまい、少し気を付けなければいけないと危機感を持ちました。

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